奈良の工芸「かや織」は奈良時代に日本に伝わった
「風は通すが蚊は通さない」という蚊帳(かや)に使われる目の粗い薄織物です
綿のかや織を5枚重ねで縫い合わせたふきんは
使うほどにやわらかくなり
吸水性に優れ丈夫で長く使うことができます
このふきんをお正月らしく楽しいパッケージに入れました
帯に描かれているのは、卯の「ずぼんぼ」と呼ばれる紙製の江戸玩具
切り取って組み立てて遊んでいただけるようになっています
新年のご挨拶やお配り物にどうぞ
【ずぼんぼとは?】
ずぼんぼとは、和紙で箱型に組み立てた胴に頭や尾を付け、獅子舞などの形につくられた紙製の玩具です
四隅に付けた紙の足先には、重りを兼ねてしじみ貝が使われています
ずぼんぼの周囲を囲み、団扇であおぐと体を浮き上がらせて、ふわふわと動きます
「ずぼんぼ」は、獅子舞の囃子言葉が由来とされています
江戸時代の浅草観音境内で売られ、人気があったと記録に残っている郷土玩具です
本体サイズ | 30cm×40cm |
---|
パッケージサイズ | 17cm×17cm |
---|
価格 | 550円(税込み) |
---|
素材 | 綿100% |
---|
仕様 | 表柄・裏晒の5枚重ね:ロックミシン仕上げ(機械) 塩素系漂白剤の使用可 |
---|
産地 | 奈良県 |
---|
お知らせ | ●ご使用の前にお湯または水で十分洗って糊を落としてください。使うほどに柔らかくなります。 ●生地の特性上、強い力がかかるとほつれが出ることがあります。 ●洗濯・乾燥により縮みが生じます。予めご了承ください。 |
---|
ずぼんぼの作り方 | ご準備いただくもの・・・はさみ、のり、しじみ貝又は粘着ねんど 【1】赤入りの点線に沿って、パーツをハサミで切り抜く 【2】耳にのりを付け、顔の上部隅の裏側に取り付ける 【3】顔と首を付け、胴体を箱型に組み立て、顔を(一)に、しっぽを(二)に取り付ける 【4】足の裏面にのりをつけて貼り合わせ、「わ」をつくる 【5】完成した足を胴体の四隅の内側に貼り、足先の「わ」の部分に小さなしじみ貝または粘着ねんどを取り付けて完成 |
---|
ずぼんぼの遊び方 | 【1】部屋の隅に、完成したずぼんぼを置きます 【2】前から団扇で上下にパタパタとあおぎます 【3】ずぼんぼの下に風が入ると、ふわふわと浮き上がります |
---|
中川政七商店--奈良の地で享保元年(1716)に創業
以来300年、手績み手織りの麻織物を扱い続けています
「日本の工芸を元気にする!」という明確なビジョンを持ち、
その永い歴史にとらわれることなく成長を続けるメーカーです
一方で古来江戸時代より現在に至るまで、ぶれることのない伝統を継承しています