シンプルな形に漆を施した名刺入れ
そのシンプルな、マッチ箱のような形には
「できるだけ永く使ってもらいたい」という作り手のささやかな気持ちが込められています
ものを大量消費する今だからこそ、
シンプルで飽きのこないデザインが求められています
箱にはしっとりと手に馴染みやすい国産の檜を使用
越前の伝統工芸である和紙の加工性の良さと、
漆の強度と耐久性を組み合わせてできたのが「うるみ」です
ひとつひとつが手作りで天然の素材を使っているので漆や木の色がそれぞれ異なります
漆は表情がとっても豊か・・
ムラがあったりマットに感じたりするのも、漆の表情です
それもまた個性、一つだけの名刺入れです
本体サイズ | 10cm×6.4cm×厚さ1.1cm |
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価格 | 4,180円(税込み) |
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カラー | 緑・朱・生漆・茄紺 |
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素材 | 国産檜・越前和紙・漆 |
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産地 | 福井県 |
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知っておいていただきたい事 | 天然素材で出来ているため、お使いの土地の湿度によって木が膨張・収縮したりします。 使用しているうちにその土地に馴染んでいって、膨張・収縮の変化は少なくなっていきます。 お手元に届いた際、開閉がスムーズにいかないものも、 だんだんと馴染みますので、その変化を楽しんでください。 また木の表面が紙漆カバーと擦れることで潰れていくことを考慮し、 出荷時点で少し開閉が硬めの状態に調整しております。 どうしても開閉が困難な場合は、やすり掛けをしてみてください。 始めのうちは天気によっても多少変わりますので、様子を見てみてください。 |
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越前漆器/漆琳堂---越前焼が日本六古窯に数えられ、
日本最古の和紙の里とも言われるなど、
越前には遥か昔から伝わる技法があります
そのひとつ、越前漆器の歴史は6世紀まで遡るといわれ
その永い歴史に裏打ちされた確かな技術が越前漆器の特徴と言えます
多くの漆産地では椀や皿などの丸いものに漆を施しますが
越前では角物と呼ばれるお重やお膳などの箱状のものに
漆を塗ることも得意としています
五八PRODUCTS---通称『ごはち』は、二人のプロダクトデザイナーによって
2 0 1 1 年2 月に東京三鷹に生まれました
それぞれの活動を通じて触れた、産地や作り手の楽しい話や凄い技術、
そして彼らの作る素敵なものを もっともっと知ってもらいたい、
という思いからスタートした、企画・デザインのできる新しい形の問屋です
日本に残る伝統的工芸品や各地で根ざす技術
それらが、「特別なモノ」としてではなく、
現代のライフスタイルの「日常」に普通にとけ込めるような、
さりげないエッセンスの効いた日本の良いモノといっしょに、産地のコトも届けています
『五八』とは・・・
五八(ごはち)とは商い用語で「五×八=四十(しじゅう)」から、
しじゅう来る客、つまり常連のお客様のことを指します
地に根付いた伝統的な技術や商品たちが
普段の生活の中で “しじゅう” 使っていただけると嬉しい
そんな気持ちを込めて『五八』と名づけられました